世界三大希少石をご存じでしょうか?サファイアの中でも最高級にランクされ、鑑別が非常に難しいサファイアです。
今回はその世界三大希少石のひとつ「パパラチアサファイア」をご紹介致します。
パパラチアサファイアとは
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【パパラチアサファイア】
パパラチアサファイアとは、ルビーと同じコランダムの一種で、鑑別の基準がとても厳しく「透明オレンジピンク色(オレンジとピンクの中間色のみ)」をパパラチアサファイアとして認定されます。鑑別基準よりピンクが強ければピンクサファイア、オレンジが強ければオレンジサファイアとなってしまう為、鑑別される基準が非常に範囲が狭く大変希少な宝石です。
名前の由来は?
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パパラチアサファイアは、シンハラ語(スリランカの公用語)で「蓮の花の色」という意味をもち、蓮色は荘厳さと慈悲深さを感じさせるとともに、独特の優しいあたたかさを与えてくれるといわれています。 唯一の原産地スリランカでは「インド洋の朝焼け」と呼ばれているそうです。
代表的な産地は「宝石の島」スリランカ
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サファイアの代表的な産地は、インド大陸の隣国「スリランカ」です。
のどかな平地や高原が広がる農村風景に、井戸のようなサファイア鉱山の入口がと点在してます。重機などで採掘せず地下へ向かって穴を掘り、粘土層にぶつかる辺りで水平方向に掘り進むという、環境を配慮した人力のみによる採掘法がおこなわれています。
島の南部のラトナプラ周辺がサファイア主要産出地といわれ、パパラチアサファイアはその隣のナディディガラ鉱山などで採掘されてます。他にはマダガスカル、タンザニアなどアフリカ圏でも採掘されてます。
魅惑の希少石
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パパラチアサファイアは、店頭にも常に並んでいるとは限りません。世界三大希少石のアレキサンドライト・パライバトルマリンよりも店頭で見る機会は少ないでしょう。パパラチアのピンクオレンジと一口で言っても、ピンク寄りからオレンジ寄りと範囲がありますが、どちらが高いというわけではないので、ご自身がお好きなカラーを見つけてください♪
ピンクとオレンジの色合いが混じり合ったカラーが、とても華やかで愛らしいパパラチアサファイアをぜひ見てみたい!という方は、年に数回カラーストーンフェアのイベントにて、希少性高きレアストーン最高のコレクションをご覧頂ける機会があります。当店のホームページまたはInstagramにてイベント情報を掲載しておりますので、ぜひチェックしてみて下さい!
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