ピアスホールのお掃除

 ピアスホール、いわゆる「ピアスの穴」をキレイにしたいと思ったことはありませんか?蒸し暑いこれからの季節、ウォータープルーフの化粧品、ビタッとくっついて落としにくい日焼け止めクリーム、じっとりした汗汚れなど、ニオイの原因にお困りではございませんか?夏のバスタイムは、シャワーでササっと流すだけ!にしがちですよね?でも汚れは意外と残っています。全身のニオイ対策、抜かりなくケアを施したいですよね!
 今回はそんな見落としがちなピアスホールのクリーニング方法をご紹介いたします。

ピアス「着けっぱなし」にしてませんか?

「ピアス穴って汚れているの?」
■ニオイ・炎症の原因
 「いつもピアスずっと着けたままなの」とおっしゃる方、それはとても危険です!ピアスホールのニオイの原因はご存知でしょうか?例えばお風呂に入って、シャワーを浴びて洗顔はしても、耳を集中的に洗わず流す程度では?耳の後ろは加齢臭など、イヤなニオイが最も出る箇所です。しかもピアスホールはもっと洗えているようで洗えていません。シャンプーの泡、洗顔料の残り、はがれた皮膚や垢が溜まっています。え?どんなニオイ?と思っている方、おへその穴や足の爪の垢のニオイと同じ悪臭だと思ってください。たまに着けて、にゅ~んと出てくる白い皮脂のかたまりなどに不快な思いをしている方も多いのではないでしょうか。
 炎症の原因は、着けっぱなして寝ているとタオル地などのシーツや枕カバーにピアスが引っかかってピアスホールが傷つき、バイ菌が侵入して皮膚炎が起きるからです。また炎症が起きたままピアスを使用し続けると、化膿しピアスホールの穴が塞がってしまうこともあります。
 そこで、ピアスホールを清潔にキレイにしたい!お気に入りのピアスを長く愛用したいという方へ「ピアフロス」をご紹介いたします!

新登場!ピアス穴ケアのベストアイテム「ピアフロス」

■ピアフロスとは
 今テレビや雑誌などで取り上げられている「ピアフロス」は、フロスをピアスホールに通すことで、ピアスの穴の汚れ・垢・皮膚の固まりなどを取り除いてくれます。使用頻度の目安は個人差があると思いますので、ピアスの穴がふさがりやすい方や皮脂が溜まりやすい方は、気になったらその都度クリーニングされても良いかと思います。ピアス穴の汚れはニオイの原因になりますのでフロスでしっかりお掃除しましょう。
 次に、ピアフロスの使い方をご紹介いたします。

ピアフロスの使い方

引用:㈱ワンダーワークス

■ピアフロスの使用方法
 ピアフロスは、上記の3STEPの方法で簡単に使用できます。やさしい香りのローズ/さっぱりしたミントウォーターで汚れと臭いをスッキリとってくれます♪
 和紙で出来たフロスが、ピアスホールの垢や溜まった汚れをごっそり吸着して取り除いてくれます。和紙製なのでお肌に優しく金属アレルギーの方でも安心してご使用いただけます。付属のローズウォーターの代わりに市販の消毒液などを使えばさらに殺菌・消毒効果が得られます。コットンなどでピアスホールの周りを拭き取っていただくとより清潔にすることができますよ。所要時間は1分ほどで出来ますので、ピアスを着ける前やお風呂上りにササっとできるのがうれしいですね♪

《ご使用上の注意点》
※ピアスホールを開けて6か月以降、安定してからご使用してください。
※ピアス穴がフロスが通らない場合は無理に通さず、ご使用をやめてください。
※フロスを前後に擦ったりすることは、ピアスホールをキズつけるのでやめてください。

ピアフロス以外のお手入れ方法

■ピアフロスが入らない・通りづらい・スカスカする方
・いつも着けっぱなし・重いピアスを着け穴が伸びている・いつも軸の太いのを着けている
・いつも細い軸のピアスを着ける・たまにしか着けない

 上記のようにピアフロスではお手入れが困難な方には、飾りや石が付いてないシンプルなピアスにエタノールなどの消毒液を塗って着けて下さい。かゆみや炎症が広がり穴が塞がりそうな時には、軟膏をピアスホールと軸に着ける方法がおすすめです。数日で元のきれいなピアスホールに戻りますよ。
※炎症が治まらない場合は、お近くの皮膚科へご相談ください。

ピアスを清潔に着ける習慣

 ピアスホールを清潔に保つための一番の方法は、「着けっぱなし」の習慣を失くすことが重要です。当店でもピアスの石の裏やキャッチに、垢や化粧品カスがびっしり詰まったお品をクリーニングさせていただくことがあるのですが、ご本人様も恥ずかしそうにされています。せっかくきれいなジュエリーを着けていても、不潔な習慣はその人のイメージを台無しにしてしまいまよね。ピアスを外した後の習慣として、軸部分だけでもササッとウェットティッシュで汚れを拭き取るだけで、次着ける時に気持ちよく清潔にご使用できると思います。
 お気に入りのピアスを長く着けるために、面倒と思わずピアスホールの小まめなお手入れを心がけましょう!